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静岡県民が自慢できる生活行動は

公開日:平成25年2月20日

サッカーを行った人の割合と朝食開始時刻以外にも・・・

「Myしずおか日本一」で紹介されている「サッカーを行った人の割合日本一」と「日本一早い朝食開始時刻」をご存知の方も多いと思います。この2つは、総務省統計局が実施した「社会生活基本調査」で静岡県が全都道府県中1位となっている項目です。

では、静岡県民が自慢できるような生活行動上の特性はこの2つだけでしょうか?

いいえ、「日本一」とは言わないまでも、全国的に見て上位にあると言える項目は他にもあります。

ボウリングや卓球などのスポーツ、ボランティア活動でも上位に

平成23年に行われた社会生活基本調査の結果により、過去1年間(平成22年10月20日~平成23年10月19日)にある行動を行った人の10歳以上の人口に占める割合(以下「行動者率」といいます)の全国ランキングを算出すると、静岡県は「スポーツ」で「ボウリング」が全国6位、「卓球」が7位、「ウォーキング・軽い体操」が8位など、計7種類の「スポーツ」の行動者率が全国10位以内に入っています(以下の表参照)。

「スポーツ」の行動者率の全国比較(全国順位が上位のもの)
「スポーツ」の種類 全国順位 静岡県の行動者率(%) 全国の行動者率(%)
総数 総数 総数
サッカー 1 1 8 7.2 12.5 2.0 5.6 9.7 1.7
ボウリング 6 7 8 14.2 16.7 11.9 12.8 15.1 10.6
卓球 7 2 20 4.8 5.8 3.9 4.5 4.9 4.1
ウォーキング・軽い体操 8 8 5 36.9 32.3 41.3 35.2 31.1 39.2
テニス 9 6 16 4.3 5.2 3.3 4.2 4.5 3.8
水泳 10 12 9 10.7 11.6 9.8 10.5 11.4 9.7
ジョギング・マラソン 10 13 10 9.9 12.9 6.9 9.6 12.8 6.6
静岡県の「スポーツ」の行動者率は63.3%で全国12位

 

また、「ボランティア活動」で「安全な生活のための活動」が全国4位、「国際協力に関係した活動」が5位と2種類の「ボランティア活動」の行動者率が全国10位以内に入っています(以下の表参照)。

「ボランティア活動」の行動者率の全国比較(全国順位が上位のもの)
「ボランティア活動」の種類 全国順位 静岡県の行動者率(%) 全国の行動者率(%)
総数 総数 総数
安全な生活のための活動 4 6 3 7.5 8.3 6.7 4.8 5.4 4.3
国際協力に関係した活動 5 8 5 1.1 0.9 1.3 1.0 0.8 1.1
静岡県の「ボランティア活動」の行動者率は28.5%で全国22位

 

更に、朝食開始時刻が早いことと関連しているのか、出勤の平均時刻が全国2位(男女別では男性が1位、女性が9位)となっています(以下の表参照)。

平均出勤時刻の全国比較(全国順位が上位のもの)
区分 全国順位 静岡県 全国
総数 総数 総数
平均出勤時刻 2 1 9 8時05分 7時43分 8時40分 8時26分 8時06分 8時55分

 

このように、社会生活基本調査の結果からは、様々な生活行動や時間に関する特性を垣間見ることができます。

 

社会生活基本調査とは

社会生活基本調査は、国民の生活時間の配分や自由時間における主な行動について調査し、各種行政施策の基礎資料を得ることを目的とし、昭和51年(1976年)から5年ごとに実施しています。

調査は一部の地域を指定して調査する「標本調査」方式であり、平成23年社会生活基本調査では指定調査区に居住する全国約83,000世帯の10歳以上の世帯員約200,000人(静岡県内では約1,700世帯、約4,000人)を対象に調査を行いました。

調査結果の公表

平成23年社会生活基本調査の結果は、総務省統計局から平成24年7月に「生活行動に関する結果」、同9月に「生活時間に関する結果」、同12月に「詳細行動分類による生活時間及び時間帯に関する結果」が公表されました。

また、「生活行動に関する結果」及び「生活時間に関する結果」の静岡県の概要については、それぞれ平成24年9月及び11月に静岡県から公表しました。