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統計(とうけい)グラフを作(つく)ろう

グラフの仕組(しく)みを知(し)ろう

統計グラフを作るには、グラフの仕組みを知る必要(ひつよう)があります。最初(さいしょ)にグラフがどのようにできているか見てみましょう。

静岡県の特産品で好きなものは何?のグラフ

1.表題(ひょうだい)

グラフの名前(なまえ)のことです。グラフの内容(ないよう)がすぐに分かるような、短(みじか)くて簡単(かんたん)な名前を付(つ)けましょう。

2.縦(たて)の基線(きせん)、横(よこ)の基線

グラフの左にある線を縦の基線、グラフの下にある線を横の基線と言います。グラフの基(もと)になる線なので必(かなら)ず書きましょう。

3.0(ぜろ)線(基線)

目盛りの出発点(しゅっぱつてん)となるところです。目もりの始まりは必ず「0」にしましょう。

4.目もり単位(たんい)

目もり数字の単位(人、円、年、個(こ)など)のことです。

5.目もり数字

グラフの数の大きさを表(あらわ)します。横軸の左側(がわ)に書きましょう。

6.目もり線

目もり数字にあわせて引かれた線です。目もり線を入れるとグラフが読みやすくなります。

7.脚注(きゃくちゅう)

グラフの基(もと)となったデータや資料(しりょう)の出所(しゅっしょ)のことです。本の名前やホームページのアドレス、アンケートの名前を必ず書き入れましょう。原則(げんそく)としてグラフの下に書きます。

8.凡例(はんれい)

グラフ中の項目の内訳(うちわけ)を表したものです。グラフが複数(ふくすう)ある場合(ばあい)に、グラフごとのデータ名を書きます。

グラフの種類(しゅるい)を知ろう

次(つぎ)にグラフの種類を見てみましょう。データの内容や表したいことによって、使(つか)うグラフの種類は変(か)わります。ここでは絵(え)グラフ、棒(ぼう)グラフ、折(お)れ線グラフ、円グラフ、帯(おび)グラフを紹介(しょうかい)します。

1.絵グラフ

数量(すうりょう)などを絵の示す大きさによって表すグラフです。何についてのグラフなのか一目で分かります。

静岡県出身J1リーガーのグラフ

<注意点>

  • 絵は同じ形のものにします。
  • 1つの絵を1単位とした場合、その半分は、絵を半分にして表すのを基本(きほん)としますが、絵を小さくして表してもよいです。
  • 1つの絵の単位を表す例(れい)を書きます。
  • 絵の最後(さいご)に、数値(すうち)を入れるとわかりやすくなります。

2.棒グラフ

同(おな)じ幅(はば)の棒を並べ、その棒の長さによって、ひと目で全体(ぜんたい)の様子(ようす)がわかるように物の大きさや数を比(くら)べるグラフです。

静岡県の人口と世帯数のグラフ

<注意点(ちゅういてん)>

  • 横軸(よこじく)は、左側から棒の長い順(じゅん)に並(なら)べるのが普通(ふつう)です。ただし、時間的(てき)な順序(じゅんじょ)(1月~12月など)や慣習(かんしゅう)的な順序(北海道(ほっかいどう)から沖縄県(おきなわけん)など)があるときはそれにあわせます。
  • 棒と棒の間隔(かんかく)は、棒の幅の2分の1から3分の1ぐらいにします。
  • 棒の幅は同じ太さにします。
  • 棒の色は項目(こうもく)ごとに同じにします。

3.折れ線グラフ

時間的な変化の様子をみるのに適(てき)したグラフです。横軸には、時間や期間(きかん)に係(かか)わる項目(年、日、時など)が入ることが多いです。

静岡市の月別平均気温(平成22年)のグラフ

<注意点>

  • 0の基線を必ず引きます。
  • 縦(たて)軸、横軸とも1目盛りの大きさは自由(じゆう)ですが、それぞれ同じ間隔にとります。
  • 一つのグラフの中に、二つ以上(いじょう)の折れ線を使うときは、線の色や太さを変えます。

4.円グラフ・帯グラフ

全体の中に何がどのくらいあるのかをみるのに便利(べんり)なグラフです。それぞれに、割合(%)を書き、色を変えると見やすくなります。
円グラフは帯グラフに比べて作り方が難(むずか)しいですが、それぞれの項目を比べることや、2分の1、4分の1などの割合は読み取りやすいです。

静岡県の男女別人口割合のグラフ

<円グラフの注意点>

  • 円の中心から真上(まうえ)に引いた半径(はんけい)を基線とします。
  • 内訳(うちわけ)の順序は原則として時計回りとし、割合の大きい順とします。
  • 細かい項目は「その他(た)」として、ひとまとめにします。

1日の生活時間のグラフ

<帯グラフの注意点>

  • 長方形(ちょうほうけい)を基線から割合の多い順ににとり、「その他」は最後(さいご)にします。
  • 2つ以上の帯グラフを並べて割合の変化(へんか)を示(しめ)すときに見やすいグラフです。

統計グラフを読み取ろう

出来上(できあ)がったグラフを見て、どんなことがわかるのか、考えてみましょう。

 

参考文献:『小学生のための統計ってなぁに』、財団法人全国統計協会連合会(平成18年)

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