ここから本文です。

人口

人口は、増(ふ)えているの?

静岡県(しずおかけん)の人口と世帯数(せたいすう)の移(うつ)り変(か)わりです。

人口と世帯数

静岡県の人口、最近は減(へ)ってきているんだね。それなのに、世帯数が増(ふ)えているのはなぜ?

平成(へいせい)22年の国勢調査(こくせいちょうさ)から、静岡県の人口は減(へ)り続けておる。日本も、ついに人口減少(じんこうげんしょう)社会をむかえたのじゃ。

世帯数が増えているのは、一人で暮(く)らすお年寄(おとしよ)りが増えたりしているからじゃよ。1世帯あたりの人数(にんずう)も、減りつづけているんじゃ。

用語解説(ようごかいせつ)
国勢調査 日本の人口や世帯を調(しら)べるもっとも重要(じゅうよう)な統計(とうけい)調査です。日本国内に住(す)んでいるすべての人・世帯を対象(たいしょう)に、5年ごとに行われます。

人口の増える割合(わりあい)は?

静岡県の人口増加率(じんこうぞうかりつ)の移り変わりです。

人口増加率

人口の増える割合というのは、今回調査した人口を前回調査した人口でわったものってことね。人口がどれだけ増えたり、減ったりしているかがわかるのかあ・・・このグラフのデコボコは、なにを表(あらわ)しているの?

昭和20年に第二次世界大戦(だいにじせかいたいせん)が終(お)わって世(よ)の中が平和(へいわ)になり、子どもがたくさん生まれる『ベビーブーム』がおきたんじゃ。その後、一度減っていたものが増えたのは、第二次(だいにじ)ベビーブームといって、その子どもの世代(せだい)が子どもを産んだからじゃよ。しかし、第三次(だいさんじ)ベビーブームは起(お)きず、人口だけでなく、その中に占(し)める子どもの割合も減り続けておるんじゃ。

人口のかたち過去(かこ)、現在(げんざい)、そして将来(しょうらい)

静岡県の人口ピラミッドです。

3jinkoupiramiddo2023_2

学校で教わったけど、今はもうピラミッドの形とは言えないね。ぼく達が大人になる頃(ころ)には、逆(ぎゃく)ピラミッドって言われるようになるのかな?

そうじゃのう、このグラフは『人口ピラミッド』とよばれてきたもので、男女別(だんじょべつ)に年齢(れい)ごとの人口を低(てい)年齢から高(こう)年齢へと下からつみ上げていったものじゃ。うんと昔(むかし)は子どもがたくさんいて、グラフの全体(ぜんたい)が三角形(さんかくけい)に近(ちか)く、まさにピラミッドの形じゃった。

その後、真(ま)ん中が太い「つぼ形」と呼ばれるようになったんじゃ。将来(しょうらい)のグラフは、確(たし)かに逆ピラミッドとも言える形じゃのう。

高齢者(こうれいしゃ)の割合は?

静岡県の高齢化率(こうれいかりつ)の移り変わりです。

4koureikaritu2023

高齢化率って、なあに?

65歳以上(さいいじょう)の人がすべての人に占(し)める割合のことじゃよ。調査のたびに、上がり続け、今では3人から4人に1人は高齢者なんじゃ。高齢化率が高(たか)くなった理由(りゆう)や、高くなると困(こま)ることはなんじゃろう?考(かんが)えてみよう!

 

ページの先頭へ戻る